福森道華 Michika Fukumori Jazz ピアニスト ニューヨーク

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現在のニューヨーク便り

福森道華 Michika Fukumori Jazz ピアニスト ニューヨーク便り

2010年12月ニューヨーク便り

暖かい日が続いていたと思ったら。。。
来ました来ました、それも突然、猛吹雪。
雪は過ぎから降り始め翌日の朝には、腰まで届く積雪で、
あちこちで立ち往生して雪に埋まっている、車やバスの姿が。。。
今まで経験した中で一番の吹雪でした。
史上6番目の大雪だったそうです。

皆さん、あけましておめでとうございます。
NYはそんなこんなでクリスマス過ぎの大雪で大あらわになっているうちに
あっという間に新しい年が明けてしまいました。

なので、2010年の反省は先月号で回想したような気がしますので(?!)
今回はNYのホリデーシーズンの様子や2011年の抱負など語ってみたいとおもいますので
どうぞお付き合い下さい。

アメリカでは11月の最終木曜日の”感謝祭”から翌年の1月1日までをホリデー・シーズンと
呼びます。
この間には、様々な人種が移住してきて成り立っているアメリカらしく、色んな宗教の祝い事が続きます。
有名なのは12月25日あのクリスマスですが、その前後には私の知る範囲では、ユダヤ今日のハヌカや、アフリカン・アメリカンの人達が祝うクワンザがあります。
実はこのシーズン、私たちミュージシャンにとっても忙しい時期なのです。
数々のパーティが催され、またホリデーシーズンの音楽を演奏する仕事などもあり(例えば、デパートやオフィスビルの入り口など)普段のライブの仕事もあるので、西へ東へと大忙し。
アメリカの景気は緩やかながらも回復の兆しということで、全盛期ほどではないにしろ、
私の周りの友人のミュージシャン達も、それぞれ忙しそうでした。

そして、私達の間での最大の関心ごとはニューイヤーズ・イブ(大晦日)の
カウント・ダウンの仕事!
これは、ミュージシャンどうしで会えば必ず、”ニューイヤーズ・イブの仕事入った?!それで、いくらの仕事?!”と挨拶代わりにこんな会話が繰り広げられます。
年が明けて尚、”ところで、どうだった?!”と。
それで ”このホリデー・シーズンも忙しくてなによりだったね”と
お互いに、このシーズンを振り返ったりしています。

それに付け加え、私たち日本人ミュージシャン(または主にアジア人系)は
クリスマスを家族で祝う為、ほとんどののアメリカ人ミュージシャンは帰省してしまうので、
12月25日前後の演奏の仕事で大忙しです。
私の場合も、今年12月25日は、ブランチの演奏を田井中ボスと福スクールのみんなと楽しんでその後、中華街(街中は、クリスマス休暇で開いているお店が少ない為)でへ移動して、みんなでパーティ。 盛り上がりました。

そんなこんなで、ありがたくも忙しく新しい年、2011年を迎えました。
2011年1月、2月も演奏の仕事が沢山決まりました。
特に、2月の毎週火曜日は、キタノホテルで毎週火曜日、ソロピアノで演奏します。
それに加え、2月2日は石川政実バンドのサイド・メンバーで同じくキタノホテルに
出演します。
皆さん、是非是非足を運んでくださいね。
落ち着いた雰囲気のラウンジで、NYらしい+いつものHAPPY SOUNDを聴いて頂ければ
嬉しいです。

あぁ、いつもにも増して、気合を入れて練習しなければ。。
気持ちはあっても、道は遠く厳しい。。
幸運にも、周りの素晴らしいミュージシャンの仲間の皆さん、いつも応援して、支えてくれる
友人やお客様のお陰で演奏の場を多く持たせて頂いています。
今年の目標は、この幸せな環境に感謝しつつ、自分の持てる最大限の努力をする!
自分の音楽を更に濃く、深く追求する!と、シンプルに掲げました。

皆様の新しい年の健康とご多幸を祈りつつ
今年もこのHP共に、どうぞよろしくお願い致します。

=福森道華=

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2010年11月ニューヨーク便り

11月のNY。
いつもの様に、厳し~い冬が。。と思いきや
今年はインディアン・サマーのぶり返しかと思うようなポカポカ陽気が続き
びっくりするほど暖かでした。
こんな年ほど、ご用心。
この後に極寒に見舞われる可能性、おおいに有りなのです。。。
みなさん、お元気ですか。
つい1週間程前から、ダウンのロングコートが必要になったNYからの便りです。

10月から11月に掛けて、いえ日本ツアーから9月中旬にNYに戻ってから
お陰様で、かつてないほど演奏しました、しまくりました。
ソロピアノから多種類のトリオ演奏まで、多い時には週に4,5日。
1日に2,3箇所。
1軒目はマンハッタン内で演奏して、
2軒目はコネチカットまで遠征なんていう荒業までも。。
この競争の大激戦区であるNYで、特にピアノを設置しているお店が非常に少ないこのNYで、
自分でも信じられないくらいこんなに演奏することが出来て本当に感謝の気持ちで一杯です。

多くの人に支えて頂いたこの10年。
NYに住み続けられることの幸せを大きく感じながら更にステージで演奏できることの幸せまで
加わって、演奏している音楽にまで”Happy Sound"がより濃く反映されてきているねと、声を
掛けて頂きます。

毎日アパートを出て、NYの空気に触れるたび、いまだに、この街に”凄く歓迎されている”気持ちになり思わず顔がほころんでしまうのですが、ここまでNY好きが高じると、もう病気かもかもですね(笑)。

実はこの10年は、順調に流れてこれたとも言えるのですが、結果的には今現在順調とはいえ、
激流、濁流下りの連続で実は、手に汗握り、あぁ、もうこのまま沈んでしまうのかも、とハラ
ハラしたことも何度もあったな~と、今、振り返って思うのです。
でも、なんとか沈没せずに、ここまでこれたのもNYという街の懐の深さのお陰だとしみじみ
思います。
そして、周りの皆さんに支えて頂いているお陰です。

いつもことあるごとに私は”周囲の人々に恵まれている”と言って頂くのですが
本当にそのとうりで、社会人。。私の場合、東京でジャズピアニストとしてスタートしたのが
多分社会人(ミュージシャン)としての第1歩でしたが、その最初からNYに移住するまでの
8年間、そして移住してからの10年間、素晴らしい出会いのお陰で、皆さんに守られてここまでこれたように思います。
本当にありがとうございます!
そんな出会いと、支えてくださっている方々に答えられる様に益々、気合を入れ、現状に甘んじることなく、ジャズ道を極めて行きたいと思っております。

今年もあと僅かとなりましたが、全速力で乗り切りたいと思います!
12月も、そして2011年の1月も、ありがたいことにライブステージが盛りだくさん、
目白押しです。
どうぞ、皆さんお時間がありましたら!

=福森道華=

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2010年10月ニューヨーク便り

皆さんお元気ですか。
"Autumn in New York...."
かの有名なVernon Dukeの歌にもあるように、秋のNew Yorkは一番素敵な季節だと言われています。天気が良い日は、本当にセントラル・パークが秋色にキラキラと輝いていて、お散歩には最適です。
私も今日こそは散歩を。。と、思いつついつも時間に余裕がなく、指を加えて眺めながらバスで通り過ぎる毎日です。。。
皆さん、お元気ですか。
秋真っ只中のNYからの便りです。

今回は"やる気”について、いろいろつぶやいて見たいと思います。
このところ、生徒さん達のやる気がすごいんです。
ピアノの生徒さんも、ジャズアンサンブルクラスの生徒さんも、芸術の秋っていうことなのでしょうか、それとも彼らの中のなにかに急にエンジンがかかったのでしょうか。
気が付いたら、私の方が押され気味な今日この頃。
ピアノの生徒さんたちは、新学期が始まって以来、従来のスローペースはどこへやら。

夏休み前は、毎回せかしてせかしてせかし続けて、”絶対ここまでさらってきてね!”と、いっても次のレッスンではなぜか後戻り~~。
かえって、自主性にまかせたほうが、練習しなきゃいかんという自覚が生まれるかもと、悩んだりしたのは、なんだったのか。。

今学期は課題以上の練習をしてくれて、おまけに新しくさらってきた箇所の暗譜まで出来ていたりしてビックリです!
そこで、”今回は本当によく練習してきて、凄かったね~!どの曲も上達していたよ!よく、がんばった!!”と、褒めると、みんなそれでまた嬉しくなって、さらに練習してくるという、良い循環になっています。
褒めることがきっと重要なのですね。今まで、日本式で厳しすぎたかしらん。。

アンサンブルクラスの生徒さんはおじ様達と少年組みのどちらかなのですが、このおじ様達組のやる気がこれまたすごいんです。
結構、このクラスでは皆に厳しいと思われているらしい、私。
"ミス・ミチカ、恐~っ!”と心の中で、皆、叫んでいること間違いなし。

生徒さんたちのレヴェルがまちまちで、みんなが一応同じ程度レッスンの内容を理解してくれていることが理想なのですが、とりあえず理論に関してはを事細かくやっている時間がないので、その日の内容の簡単な説明をした後、“わからない人は、後で理論本を自分で読んで、来週までに理解してきてね”で、いきなり本番。
何をやらされているかわからない生徒さんも、否応なし。全員参加。

演奏することに意義、大有り!
繰り返し、繰り返し、いやになるほど繰り返しているうちにそのうち、何をやらされているかわからなかったおじ様生徒さんたちもなにか掴んできた様子で、翌週にはすっかり、マスターしているばかりか次の課題まで要求して下さるという、なんという進化ぶり!!

少年組みが思春期真っ只中で、進んだり滞ったりしている間におじ様組みは、毎回急激に邁進しております。
この前、トロンボーンのSさんに(推定:私の父親世代)ポソっといわれました。
“ミス・ミチカ、本当は厳しい授業だし、僕の年齢ではなかなかついていくのが大変でくじけそうになるんだけど、毎週、家にいるより、椅子に座ってるだけでもいいと思ってがんばって参加するんだよ。これでいいんだよね。”
”もちろん、ミスター・S。来てくれるだけで嬉しいです。あなたのチャレンジに私はとても感謝しています。毎週、みんなで有意義なクラスにしていきましょう。”と、握手する私。

夏のクラスから毎週かかさずきてくれる、サックスのHさんは"ミチカ、僕達は家族との生活があるから、練習時間を一日に15分みつけることさえ難しいんだけど、こうやって君のクラスに参加して、亀の歩みでいいから一歩一歩進んでいけばいいんだよね”と、毎回、話してくれます。

こうやって、生徒のみなさんのやる気に囲まれて、なんだかまたまた幸せな気持ちに包まれる私です。教えるということは、自分のエネルギーと知識をギリギリと目一杯搾り出す為、なかなか大変な仕事なのですが彼らの”やる気”に答えられるよう、これからもクラスを続けていきたいと思っています。

ところで、私自身の"やる気”ですが。。。。
10月21日のキタノライブには、またまたたくさんの皆様に足を運んで頂きましてどうもありがとうございました。
私らしい音、音楽が今までよりも濃く出せたライブだったのでは、と自負しております。
ベースのポール君、ドラムの我がボス、田井中さんとの対話、コンビネーションがとても心地よかった、楽しかったとのお声も頂きました。

ピアノトリオでの私らしいHAPPYサウンドを追求しているまっ最中ですが、皆様の温かい声援を忘れることなく更に更に発展させていきたいと思っています。
今日もNYで音楽を教えたり、奏でられたり出来る幸せを感じつつ、"やる気”を更に膨らませて、ジャズ道を日々極めて行きたいです。
今月もありがたいことに、ソロピアノ、トリオとライブが盛りだくさんです。
どうぞ、皆さん足を運んでくださいね!

=福森道華=

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2010年9月ニューヨーク便り

NYは今朝、いきなり暖房が入りました。
日本ツアーから戻ってから、寒い→暑いをくりかえしながらとうとう、また暖房の季節が巡ってきたんだな~、しかも11回目(11年目)だと思うと、感じることも多く、時の流れの早さに驚くばかりです。
みなさん、お元気ですか。
秋を通り過ぎて、冬の気配が訪れつつあるNYからの便りです。

今回の9月の日本ツアー、本当に沢山のみなさんに足を運んで頂きまして
どうもありがとうございました。
東京から始まり、宇都宮、地元三重、東大阪、浜松、横浜、
今回は14日間のうち、12回の演奏をしたので、ほぼ毎日、移動→演奏を繰り返した
濃い内容のツアーとなりました。
演奏編成も毎日異なるので自分への挑戦でもありましたが、どのライブでも多少は自分らしさが出せてきたのではないかと、自負しています。
これからも、自分らしさ=’Happy sound’ですが、これを聴きに来て下さる皆さんと
もっと濃く、もっと深く共有することが出来ますように、聴きに来て下さった皆さんにもっともっと、幸せを感じていただけるように精進したいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します!
本当に聴きに来て下さった皆さん、応援してくださっている皆さん、どうもありがとうございました!!

ところで、ツアー終了後、NYに戻ってきたら到着の次の日から、目が回るほどの忙しさ。
時差ぼけ
+夜中までの演奏の仕事(夜中の2時半終わり(深夜のGARAGEのステージ))
+連日のライブ鑑賞(師匠スティーブ・キューン先生のソロピアノライブ、5日間のボードランド出演など怒涛のように続いた!)
+深夜のライブ鑑賞
+日中の伴奏系、学校系の仕事
+譜読み
+練習(とくにキタノに向けて!)
と、こなさなければいけない予定に追われて、追われて、普段ではめったにしない、忘れ物や無くしものまで続出!!
あ~、こんなことではいかん!!
もっと、集中していかねば!!

と、いうことで現在10月21日(木)のキタノホテルのリーダーライブにむけ、猛特訓中。
今まで弾き込んできた曲はもっと、深く掘り下げる作業を
今回何曲か用意した新曲も、もっと自分の奥深くに浸透できるよう引き込む練習を家でステージで取り組み中です。
1年ぶり4回目の今回は、尊敬、敬愛するわがボス、ドラムの田井中福司氏と共にベースは最近ステージを共にしている、期待の新人、Paul Sikivie氏 を迎えてのピアノトリオになります。
私のステージ構成の特徴は、ジャズではなるべく皆さんに近く感じてもらえる曲、例えばミュージカルから取り上げられたジャズのスタンダード曲、それ以外でも原曲に歌詞のついている楽曲が多く、それを自分なりのアレンジで、原曲のイメージがさらに広がるような作風になるよう取り組んでいます。(いずれも明るい曲が多し)

その中に必ず、私の大好きなブラジリアンの曲を1,2曲取り入れます。
(またまた明るい曲が多し)
そして、バラードでは。。。実はこの選曲が一番難しく、自分ではバラードが苦手だと思っており、メロディー、歌詞に思い入れが出来る曲しか納得して弾くことができないのでいつも選曲に苦労します。でも、このバラードタイムが、実は私のステージの重要な位置を占めているのではとも思っています。(しかし、バラードでもやはり明るい雰囲気がまだ漂ってるかも。。。理想は切なく明るいバラード?!)

今回もこんなかんじで選曲も練りに練って、万全の体制で本番に臨む予定です!!
どうぞ、みなさん10月21日(木)、キタノホテルに足を運んでくださいね!
福森道華のハッピーでそして、ちょっぴり切ないサウンド、聴きに来てください!!

=福森道華=

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2010年8月ニューヨーク便り

8月も後半に入り、NYは急に空が高くなって、 朝晩は冷え込み始め
早くも秋の気配があちこちに漂っています。
大好きな夏よ、さようなら。
美味しい秋よ、こんにちは。
みなさん、お元気ですか。
秋の入り口のNYからの8月便りです。

8月も本当にあっという間に、過ぎ去って行きました。
毎月、こればっかり言っているような気がするのですが、1日1日の経つことの早いこと、早いこと。
日本に旅立つまで、まだまだ日があるじゃんと思っていたらあっという間に5日前に・・
何の準備もできてないやん!!
あぁ、この調子じゃいつものごとく、帰国前日は徹夜間違いなしです。。
まぁ、飛行機で爆睡出来ることを期待して、よし、ギリギリまで準備をしないでおこう!
(しかし、機内で熟睡できたためしなし。)

今月はありがたいことに自分のトリオの演奏の仕事を沢山頂き、時間が沢山持てたこともあり、かなり集中して演奏できたのではないと自負しています。
いつも聴きに駆けつけてくれる友人達も、揃って”最近、ナミに乗りに乗りまくってる感じがするよ。
以前にも増してHappyなサウンドが更にHappyに濃くなってるよ!”と、言ってくれます。なんと嬉や、ありがたや。
そんな応援してくださっている皆さんのお陰で、こうやってNYの片隅でピアノを弾き続けていられると思ったら、本当にありがたく幸せなことで感謝の気持ちで胸が一杯になります。
この気持ちを忘れずに、更に前に前に進んで行けたらいいなと、思っております。
この気持ちと高揚感をそのまま9月1日から14日までの日本ツアーに繋げて、
充実した”Happy感”に溢れた音楽をお届けできるよう頑張りたいと思っています。
どうぞ、日本にお住まいの皆さん、お近くの演奏会場に足を運んでくださいね!
私の10年間分のNYの音が一杯詰まった音楽を聴いてください!!

ところで、”ハリキリ”ついでに今月は”強化月間”と自ら称して師匠のレッスンに
毎週通い倒しました。
キューン先生曰く。。。
”君ねぇ、その毎週来るっていう意気込みは買うけど、意気込みだけでもねぇ。。。。
ちゃんと練習してきてくれないと意味ないじゃん、全く。。”
と、ため息交じりのお言葉が。。。
い、以前にも増して、厳し~いそのお言葉、む、胸に突き刺さりすぎます、先生。
ライブで演奏しているからと、自分を甘やかしてはいけませんね。
はい、深く、深~~く1曲を掘り下げていく為には、付け焼刃の一夜漬けの練習ではいけませんでした。反省。
師はなんでもお見通しなのでした。
忙しいことを言い訳にしていてはいけません。
特には私は、ジャズのルーツを持たない、知らなさ過ぎる日本生まれの日本人。。
”ちゃんと練習”のお言葉の意味が心にズーンと響きました。
今日から、心して、1曲入魂の精神で練習に演奏に精進します、と心に誓ったのでした。

そんな訳で、一進一退の音楽道の日々を歩んでいますが
日本ツアーの音楽的準備は着実に遂行されています!
日本では沢山の皆さんに来ていただけますこと楽しみにしています。
それでは、みなさん日本でお会いしましょう!!!

=福森道華=

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2010年7月ニューヨーク便り

あ~、7月も急流下りをしているみたいに、
あっという間に過ぎていきました。
ドンブラコ、ドンブラコ。
しかし、毎日暑い、暑い。
余りに暑いので、水着の上に着るラフなワンピースが一番涼しいので
そればっかりを着て過ごしています。
何でも有り!のNYですが、ひょっとして私の格好、浮いているかも。。
みなさん、お元気ですか。
そんな目まぐるしかった今月のある日のレポートです。

以前にも書いたことがありますが、
私がいつも共演をお願いしているドラマーは、ここNYのジャズシーンで
約30年間第一線で活躍していらっしゃる、日本人の誇り、田井中福司さんです。
その田井中ボスを中心として、集まってくる仲間達(フク・スクール)がいて、
そのメンバーが誰か演奏する時は、みんなが集合して、
共にシット・イン(飛び入り参加)しあったりしています。

みんなボスの素晴らしいサウンドに魅せられ、そして毎回育ててもらっているのです。
そして、最近はこのフク・スクールメンバーがみんなそれぞれ'売れて'きていて、
忙しくなり,毎日どこかしらでメンバーが演奏しているので、必然的にフク・スクールの
みんなもそれに合わせて出来るだけ参加するので大忙しになります。

私もメンバーのライブの日には、なるべく顔を出し、演奏を聞いて勉強し、
シット・インをさせてもらい、またみんなも私のライブの日には駆けつけてくれ、
フク・スクールサウンドを展開。
みんなそれぞれ、スタイルも表現する方法も違うのですが、なにかしら影響しあい、
刺激を受けながらとても良い成長を遂げていると自負しています。

そんな中、ボスが日本ツアーへ出発する前日、ボスを慕って、 みんなが大集合!
その日はピアノのマーク・デイヴァインのトリオの演奏です。
ベースはなんと二ール・マイナー、そして田井中福司ボスのドラムと超豪華!
街中のレストランでこのメンバーで、無料で聴けるなんて、ありがたや、ありがたや!
暫くこのトリオでの演奏を堪能した後、マークの好意でメンバーが次々とシット・インします。

そして、この日は久しぶりにフク・スクールの3ピアニスト(マーク、チャンピアン・フルトン、そして私)が揃い、私も二人のスィングするピアノを聴いてとても勉強になりました。
ライブも後半に突入すると、いつのまにか食事に来ていたお客さんたちも、音楽に聞きほれて、体が自然にスウィング、スウィング、揺れ揺れです。
ちょっとしたコンサート会場のようになっていました。

誰がシット・インしても、質を落とすことなく、しっかりスィング感をキープして、更に音楽がひろがっていくところはさすがに”フク・スクール”!!
”We are proud of ourselves"のひと時でした。
非常に盛り上がった演奏で、ボスの送別会を締めくくりました。

さて、そんな我らのボス、田井中福司さんの日本ツアーのライブツアーの詳細はこちらです。
www.fukushitainaka.com
日本にお住まいの皆さん、ぜひボスの素晴らしいサウンドを聴きに言って下さいね!
"からだが自然にスウィング”を体験できます!
そして、ボスがNYに戻る8月30日に、こんどは私が日本ツアーに出発します。
9月1日(水)東京倶楽部(東京都)を皮切りに、今回は浜松、大阪でも演奏します。
近日中にツアー詳細を更新しますので、どうぞ、みなさん来て下さいね!

ところで、いろんな学校群のサマーセッションの仕事もようやく一区切りつき、さて、日本へのツアーにむけて練習開始、またしばらくはのんびりと夏を楽しもうと思いきや、なんと嬉しい悲鳴で、8月中は日本に出発する直前まで、ライブの仕事が盛り沢山となりました。
8月8日(日)、14日(土)、15日(日)、27日(金)はウェストヴィレッジのGarage
8月17日(火)、21日(土)は新しいジャズスポット、TOMIJAZZで演奏します。
詳しくはスケジュールをご覧下さいね。
一人でも多くの皆さんに、演奏を聴いていただけましたら嬉しいです!!

=福森道華=

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2010年6月ニューヨーク便り

NYはいつもより早い時期に、夏が始まりました。
蒸し暑く、夕立が来そうな日本の夏のような気候の日が6月はたくさんありました。
一方で、気温は高いけれど、湿度が低く、カラッとしたNYの夏らしい日もあり早くも
こちらでは、みなさん”夏”を楽しむモード全開です。
みなさん、お元気ですか。6月便りです。

あ~、6月もあっという間に駆け抜けて行きました。
前半は学校群の仕上げのコンサート、審査会、発表会、そしてそれに向けてのリハーサル等
毎日本当に、全力疾走。

コンサートでは、学校のファンドレイジングを目的とした大きなコンサートが憧れの
マンダリンホテルであり、クワイアーのみんな、ミュージカルシアタークラスの子供達、
そして声楽の選抜された生徒達共に出演してきました。
リハーサルから、本番演奏まで長~い時間を過ごした子供達ですが、緊張感が途切れることも
なく、セントラル・パークを真下に見下ろす高層ビルのゴージャスな会場での演奏に気遅れす
ることなく、スポットライトを浴びながら、それぞれ本当に最高の演奏をしてくれました。

私も彼らの伴奏をしながら、その晴れ姿と、これまでの成長に感動して鳥肌が立ちっぱなし
でした。
特に、ミュージカルシアタークラスでは、これまた現在人気のブロードウェイ・ミュージカル("Menphis"(今年のトニー賞受賞)、”Promises, Promises"等)出演中の俳優さんたち、3人をゲストに向かえ、Rentより、かの有名な”Seasons of love"を歌いました。

本物の彼らが歌い始めると、まるで魔法が掛かったように別世界になります。
そして、彼らはほんの少しの説明で”よし、わかった”と、子供達に加わり、瞬間的に子供達の
エネルギーを感じて受け取り、それをさらに大きく膨らませて天まで届くような勢いと、大地に伝わるような深さで、ハーモニーを瞬時に創り上げ、光り輝いたなんともいえない空気、音がそこに満ち溢れました。

そのエネルギーを受けて、子供達も満面の笑みで素晴らしいパワーを発揮しました。
リハーサルの段階からこんな状態だったので、会場の設定をしているホテルの従業員の方々も思わず、手を止めて聞きほれていた程です。思わず私も涙ぐんでしまいました。
”NYで音楽をやれること”に幸せと感謝を心から感じた1日でした。
みんな、本当にありがとう!!

一方で、自分の生徒達が、本番を迎えるときは自分の本番異常に、緊張するし、力が入ります。
ステージ上で私が出来ることは何もないのですが、唯、みんなが最高の演奏が出来るように祈る、見守るばかりなのですが。。
本番を終えた、みんなには”よくがんばったね!!良かったよ!””このがんばりと、演奏することの喜びを忘れないようにして、次につなげていこうね”と、声を掛けます。
そして、最後の合言葉は“Practice makes Perfect!””練習しなはれや!!”と、渇をいれて、この1年を締めくくりました。

ありがたいことに、私の受け持つジャズアンサンブルクラスやピアノの生徒さんからの申し出で、9月の新学期を待つことなく、夏の間もクラスを開講することになっています。
この夏もビシバシ、厳し~い指導で張り切る予定です!

そして、後半は恒例の私の東京の”育ての父”である、城さん御一行がまたNYを訪れましたので、時間の許す限り、ご一緒させて頂きました。
もちろん、”ミチカ、しっかり食べてるかい?!”ということで、またたくさんおいしいものもごちそうになり、城さん、ありがとうございました!今日からダイエットに(せめて、日本人標準サイズに。。エッ!?)励みます。
今回は、私自身の演奏もたくさんあり、その場所場所に来て下さったので、ほんの僅かずつですが、私の成長も見ていただけたかなと、嬉しかったです。
そして、急に出演が決まった、6月23日の深夜のガレージのステージでは、城さんの今回の同行者、シンガーのキャンディさんとピアニストのまりさんにもステージに上がって頂いて、みんなで交流を楽しんだ次第です。みなさん、ありがとうございました!! 

さて、7月は恒例のサマーキャンプの月で、ミュージカルシアターのクラスに加え、上記のジャズアンサンブル、ピアノクラス、そして、もう一つ別の学校にも通うことになっているので、今からおいしいものを食べ、体力をつけ(あれっ、痩せる決心はどこへ?!)ダブルスクールを乗り切るつもりです。
そして、後半はいつものレギュラープレイス、クレオパトラ・ニードルス(7/22(木))とガレージ(7/30(金))でピアノトリオで演奏の予定です!
どうぞ、みなさん足を運んでくださいね!

=福森道華=

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2010年5月ニューヨーク便り

みなさんお元気ですか。
NYは蒸し暑い日が続いております。
街中でのフリーコンサートなどのイヴェントも始まり、
ようやくNYの夏が始まりました。

私は、勤めている学校群が学期末を迎え、西に東に、今日も明日もリハーサル、本番、審査会と
走り廻っています。
教える立場としては、生徒達に最高の状態でコンサートで演奏してもらいたいし、審査会でも、みんながベストを尽くせる様、1回1回のレッスンが物凄い真剣勝負です。
多分、みんな、”ミスミチカはどうしてこんなにガミガミいうんだろう、殺気だっているんだろう”と、思っているとは思うのですが、生ぬるいことは言ってられません。
最近、よく思うのですが、何事も瞬間、瞬間が勝負なのです。
今日は出来なかったから、明日またやればいいや、なんてことはこの物事の流れが急流下りのように速いNYでは通用しません。

伴奏を勤めているクラスの、先生方も皆、そういう姿勢です。 ”今、指導を受けた箇所は、今修正しなさい。そして、来週には必ず自分のものにしてくるように。”
もちろん、生徒達はまだ子供達なので、すぐに出来るわけではありませんが、極力、”その瞬間毎がすべて大事である”ということを、伝えようとしています。
何週間も同じ箇所を繰り返したり、前回、指導があった箇所が不明確だった場合、容赦はありません。 本番直前に、出来が悪いと、ソロが削除されたり、他の人に交代になったり、また曲そのものを演奏するのを取りやめたりすることも日常茶飯事です。
今までの過程を見てきたものとしては、かわいそうな気がするのですが、結果がすべて。すべて自己責任です。

せっかくチャンスをつかめたのに、告げられた期日までに結果をだせなかった本人の責任として、生徒達はそのことを身をもって、学習します。
また、ソロ、役を与えられていなかった生徒達も、いつその立場をふられてもいいように、練習しておかなければなりません。
”じゃ、君、その台詞(ソロ)代わりにやってみて、弾いてみて、歌ってみて”と、言われた時に
実力を発揮できた場合、すぐに交代になります。
”厳しいな~!”と、思うのですが子供の頃からこういう厳しさを経験できるのは、ある意味幸せでもあるのかな、とも思います。なにせ、このスピード感=瞬間に生きるということを、徹底的に叩き込まれるのですから。

現在、私も身をもって、このスピード感を修行中であります。
どの仕事も、即戦力を要求されます。
12のキー(調)で自由自在に弾けて当たり前。
突然のアレンジ変更にも答えられて当たり前。
時には、音楽的やり取りが、相手の”歌唱”によって示され、それに満足のいくアレンジをすぐに
与えなければいけないので、無茶苦茶神経を使いますが、それもすぐに反応できてなんぼの世界。しかも、クオリティーも要求されます。ここが、いちばん厳しいところですが、200パーセン実力を発揮するしかありません。自分の中から搾り出すしかありません。
なにせ、替わりのピアニストはいくらでも存在するNY。
しかし、こんな緊張感をもちながらも、音楽で仕事が出来て生きていけるとは、本当にありがたく、私の居場所があることを感謝する毎日です。
よしっ、今日もがんばるぞ!!

6月はジャズのパフォーマンスも、トリオ、ソロと大忙しです。
NYにお住まい、そしてお越しの皆さん、瞬間に生きることに挑戦している、
現在の私の音楽を聴いていただければ幸せです。
どうぞ、足を運んでくださいね!

=福森道華=

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2010年4月ニューヨーク便り

やっと、やっと、暖かくなりました、NY。
というか、いきなり夏がやってきました。
毎年のことですが、未だに体が慣れません!
でも、また寒くもなりそうなので、衣替えをするつもりではいるのですが、
セーターは箪笥の奥に忍ばせておいたほうがよさそうです。
皆さん、お元気ですか。
足元はすでに素足にサンダルの街(昨日までブーツを履いていたのに!)NYからの便りです。

またまたしつこく通ってきました。
師匠Steve Kuhn先生のバードランドでのライブ。
なんと今回は連続5日間!
メンバーも超豪華でRon carter(b),Joey Baron(d)。
日に日に3人のコネクションが強くなって、3人のパッション(情熱)が スパークする
瞬間の火花が眼に見えるような 白熱した素晴らしいライブでした。

ところで、私の”顔”というものは、本当に覚えられにくい”顔”らしく、この8年間、師匠のライブの時は必ず毎日通い、毎回同じ席にて同じ飲み物を注文ということを繰り返し、毎回師匠に、スタッフやバーテンダーさんに(このお店ではずっと同じ方々が勤めています)’生徒のミチカです”と、紹介してもらいながら、毎度毎度覚えてもらうことはなく。。
沢山のお客さんの中の単なる一人なので、それは別に気に留めていなかったのです。
ところがなぜか、今回は突然、初日から、”やぁ、ひさしぶり、元気?”と皆様から声を掛けられ
一瞬誰に声を掛けているのか検討もつかなかったので、振り返ったり、横を見たりしてみたけれど、その場にいるのは私一人。
ついでに”ハグ”までされたので、ようやく私に声を掛けてくれているのだと気付きました。
別に今回、頭お花がくっついていたり、眉毛が無茶苦茶太くなっていたりと、奇抜な格好(化粧)をしていた訳ではありませんがこの奇跡、覚えてくれていたことに感激して、師匠にそのことを報告すると、”そりゃぁ、良かった。だって僕、君が来ることすっかり忘れていて、フロントに名前を残すの忘れてたから。無事に入れて良かった、良かった。。。”
し、師匠。。。喜んでくれる意味合いが違うのでは。。

ちなみにその私の”顔”の地味さ加減トホホ話日本版では。。。。
東京時代、とあるライブハウスに7年間出演させていただいていました。
サイドのメンバーではあったものの、多い時には月6回は出演していたのにもかかわらず、
毎回ドアを開けるたびに”いらっしゃいませ~”
(注:当時東京では、出演者には”おはようございます”というのが慣わしでした)
そして、席に着けば”お絞りがでてきて、”注文なにになさいます?”

ある時、このことを先輩ヴォーカリストの方々や城さんに”ぜひとも、”おはようございます”といわれてみたいんです。” と、相談したところ、服装が駄目なのではないかということになり、
衣装を家から来ていったほうがよいのではというアドヴァイスを頂き、早速派手(キラキラ)な衣装でイザ出勤!
しかしやはり、ドアを開けると、いつものスタッフ(私は顔を覚えている!)が”いらっしゃいませ~~~!!” 無茶苦茶脱力した瞬間でした。
あのライブハウスには衣装系の服装をしたお客さんがよく来店していたのでしょうか。。

そういえば、いつも出演させて頂いているNYのガラージでも。
黒いワンピースで出演した日、休憩中にフロアで立って友人とおしゃべりしていたら、10人以上のお客さんに”席、案内して~”と、言われました。
一体どうしたらいいんでしょう、この地味地味オーラ。
皆さん解決案の程、大募集でございます。
よろしくお願い致します(笑)!

5月、6月といつものレギュラープレイスでの演奏に加え、
ソロピアノの仕事も決定しました。
どうぞ、みなさん足を運んでくださいね!!

=福森道華=

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2010年3月ニューヨーク便り

NYにも待ちに待った春がやってきました!
そして、もれなく大量の花粉も。。
花粉症がヒドい私にとっては悩ましい季節の到来でもあります。
みなさん、お元気ですか。
今月の話題は。。。’は~るがき~た~、は~るがき~た~’ということで、”歌’考です。

私が毎週土曜日に働いている学校では、子供達のクワイアー(合唱隊)の伴奏を担当しています。
このクラスもスタートから3年めになり、主要メンバーもほとんど変わらず通い続けていて
彼らも7歳だった子が10歳になったりして、背も高くなり成長しました。
また、クワイア自身もグ~ンと成長して、いろんなところから招待されて、出張演奏もこなします。 また英語だけでなく、スペイン語、フランス語、そして、なんと4ヶ国語めのイタリア語の歌曲までもレパートリーになり今では立派な2部合唱もこなします。
そんな彼らが、学期末の集大成のコンサートに向け特訓している歌の中に”The cotton pickin' song"があります。
この曲は曲を聴くだけだと、明るくシンコペーションしていて、子供達もノリノリで歌っているのですが、実は南部のTraditional folk songで綿花収穫の様子をうたっています。
' Jump down, turn down, pick a bale a day'
'Cotton needs a pickin' so bad, we're gonna pick all over this' land'

これは歌詞の一部ですが、陽気に弾んだメロディーに乗っている分、余計この作業の過酷さが伝わってくるようで、毎回心にズーンと響きます。
子供達が一生懸命歌えば歌うほど、ジリジリ照り付ける太陽、滴り落ちる汗が、中腰の姿勢で綿花を摘み続ける姿が目に浮かんできて、泣けてきます。
あぁ、こういう歴史からジャズという音楽につながっていくんだな、ということを改めて深く考える、きっかけになっています。
中学生の時、教科書に載っていたTraditional song、”晴れた空見上げて”を無邪気に歌っていた頃は、ほんとになにも、なにひとつ、わかっていなかったけれど。

そして今日、Ernestine Andersonの歌を ( Houston Person(TS)がスペシャルゲスト)
Dizzy'sに聴きに行ってきました。
もう、強烈なスィングするアーネスティンの歌唱に、完全にノックアウトされました。
とにかく、最初の1音から最後の1音まで、深~くスィング。
’Oh, Yeah!'って、いうだけで、無茶苦茶スィングするんですよ!
(前にもこのこと、書いたような気がしますが!)
ヒューストンも’ブッ”て吹くだけで、バンドがウネっちゃうんですよ!
ありえない!ありえない!
いや、これがジャズの真髄なんだ!
本物のジャズミュージシャンなんだ!
今日この音楽を聴けるその場にいることが出来たことに感謝。
アーネスティンやヒューストンに感謝。
この興奮が冷め遣らぬうちに、さぁ、今から練習です。
Swing! Swing! Swing!
Let music Swing!

=福森道華=

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2010年2月ニューヨーク便り

NYでは2月最後の週末に、記録的なドカ雪が降りました。
皆さん、お元気ですか。
今年は本当に、雪、雪、雪で雪専用のブーツが常に玄関に待機している状態です。
それにしても、歩道はNYの法律で、それぞれのビルの管理人等が自分のビルや店前を規定の範囲で雪かきしなければいけないので、歩きやすいのですが、交差点ごとに巨大な池の様な水溜りができており、これをいかに回避して通り抜けるかが、本当に大変!
きのうもベースの友人が、交差点毎の巨大池を、ベースをぬらさないように維持して切り抜けるのが難しいと話しておりました。

そんなわけで、今週末の仕事は全てキャンセルになり、急に与えられた休日に、超貧乏性の私は良いアイデアも浮かばず。。
ネットサーフィン → (預かり中の)猫いじり~ → ネットサーフィン → 猫いじり~
を繰り返し、繰り返し。。。
しまいには、猫にはいやがられてソッポをむかれ、ネットサーフィンも最初はまじめに日本の新聞記事などを読んでいたのが(しかし、内容はオリンピック記事だったりする)そのうち、最近ようやくつながるようになった(ハイ、最近までコンピューター回線=電話回線でした)
YOU TUBEでサーフィン、波に乗り乗り。
初段階:まじめに最近取り組んでいる曲のリサーチを兼ねてジャズを試聴。
→中段階:次第に昔慣れ親しんだ日本のポップス(当時はニューミュージックと呼ばれていた)
で,青春時代を思い出す。
→だれだれ段階:気がつけば、清水みちこさんの”さっちゃんシリーズ”でバカ笑い。ああ、スッキリ! いやいや、スッキリしている場合じゃない!こんな時こそ練習せねば、ねば。。
(しかし、この時点で長時間同じ姿勢で座り続けたせいか、背中と腰に鈍痛アリ)

いい加減、これではイカン!ということで、
ピアノの前に座るも、約2時間でガス欠状態、集中力が途絶え。(背中、腰も痛いし←言い訳!)
またもや、猫いじり~ → しかし、すぐ猫に叱られる!
ネットサーフィン → 何故か電話回線から昇格したのに、こんな大雪の日はネットを使っている人が多いようで急にすべて繋がりにくくなる。
フテ寝の昼寝を試みたが、すでに寝すぎて目がパッチリ。
あぁ、ダラダラ過ごそうにも,色々難関が?!と、いうことで、夕方からは毎日、友人のライブに出かけました。
なんと、出不精の私が3日間連チャンです!
こんな大雪の中でもどのお店も、大賑わい!
特に木曜日の夕方から降り始めた雪だったので金、土、日と3連休を早々と決めた会社や学校が多かったようで降り積もる雪の中、どの店も盛り上がっていました。
こんな陽気な所、NYの良い部分で、とても好きです。
大雪でも盛り上がろう!みたいな。

さてさて、この大雪フィーバーに便乗して、
3月は追加ライブも含め、最初の週から飛ばしていきたいと思います!
みなさん、是非遊びに来てくださいね。

=福森道華=

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2010年1月ニューヨーク便り

皆さん、お元気ですか。
NYは雪と極寒との繰り返しで、非常に厳しい冬になりました。
毎日超厚着をして、寒さを凌いでいます。
そんなこんなで1月便り、お送りしたいと思います。

今年の1月は、31日に出演が決まっていたブルーノート公演にかかりきりであせっているうちに、あっという間に慌しく過ぎていました。
あ~後何日しか、残ってない!どうしよう!どうしよう!と、焦っているうちに残酷にも時はあっという間に流れ、用意していた曲も弾けば弾くほど下手になっていくような気がする、泥沼状態。。。
まぁ、これは毎回ライブの度に落ち込むあり地獄なのですが、このあり地獄から、いかに這い上がって、最後に”よっしゃ、やることはすべてやった。明日はもう全力で走る抜けるのみ!”という気持ちまで納得して盛り上げていくのが結構大変な作業なのであります。
普段は結構、ネアカで前向きな性格の私なのですが。。

しかも、知っている曲は何千曲あってもその中から自信をもって納得して弾ける曲はそんなに多いわけではなくしかもそんな曲でさえ、どれだけ演奏しても”今日は最高の出来だった”と思えた
ことは1度もなく。。もっと、良い感じに弾けるはず、弾けるはず、と求め続ければ際限はありません。

毎回、ライブで演奏予定の曲はレッスンで先生に練りあいのような濃~い指導してもらっているのですが、毎度毎度ライブで演奏をしていて、何十年も弾き続てている、大好きな曲”TANGERINE"や"BRAZIL"でさえも毎回、あらゆる角度から厳しい御指摘が。。
今回は、無茶苦茶厳し~い指導、つまり、”いい加減、君の悪い癖をどうにかしないと、一生スィングできないよ”とのキョ~~レツなお言葉があり、もうそれは、あ、あと2週間でどうせよと。。。と、嘆きつつ必死で猛特訓したのでした。

そんなこんなで、当日を迎え、たくさんの方々に駆けつけていただき、ライブは大盛況で、私も現在の時点での精一杯の演奏を出来たのではと、思っております。
どうも来て頂きました皆様、本当にありがとうございました。
聴きに来て下さる皆様の温かい応援、声援のお陰で現在の私があり、これからもがんばっていけるのだと思っています。

そんなこんなで2010年の1月もあっという間に駆け抜けていきました。
どうぞ今年も皆さんにとって実りの多い、素敵な1年になりますように!
そして今年もよろしくお付き合いいただけますよう、よろしくお願い致します。

追伸:私の偉大なボス、ドラムの田井中福司さんが2月の後半から3月にかけて
日本ツアーに出掛けます。どうそ、みなさん、下記の田井中さんのHPをチェックして
お近くのライブ会場に田井中さんの素晴らしいドラムを聴きに行って下さいね!
http://www.fukushitainaka.com

=福森道華=

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